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*2*
ガチャッ
「行ってきまーす。」
眠い、眠すぎる。
昨日…いや今日か? ま、いいや。
まきちゃんが可愛すぎて、可愛すぎて。
寝れなかった。
今すぐにでも会いたい。
早くまきちゃんに会いたい。
会いたい会いたい会i「零時ー!!!!」あぁ?
「おはよう!零時!!」
俺の妄想を邪魔した声の主は、
俺の隣の家に住んでいる幼馴染。
佐々木 千恵沙(ササキ チエサ)
二階の窓から身を乗り出し、ブンブンとこちらに手を振る。
「一緒に学校行こーー!!!!」
クソッ………まきちゃんとの妄想しながら登校しようと思ったのに←
「ハイハイ…さっさと準備しろー。」
「うん!」
普通の男だったら一目惚れしそうな笑顔
フン!俺はまきちゃん一筋だからな!
あんなモノ喰らってもなんとも無いわ!
ガチャン!!
「行ってきまーす!」
あ…出てきた。
「お待たせ!」
「全くだ。何秒待たせてんだよ。」
「え!?秒!?」
「俺は30秒しか待たないんだ。」
「最低」←
「うるせー、行くぞ。」
「うん!」
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