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in屋上
風が俺の頬を撫でる
「…………寒っ」←
風が頬を撫でるとか厨二病臭い事言ったけど…
風強っ!!!
寒っ!!!
やっぱ戻ろうかなぁ
でも授業受けたくねぇしなぁ
戻るか戻らないか悩んでいたら…
ガチャッ…
「あれ?世中君?」
「んぁ?」
声がした方を向くと…
「どうしたの?もしかして、サボり?」
クラスメイトの森伽耶 美夕(モリカヤ ミユ )がいた。
整った顔、綺麗な黒髪、クラスでは人気者の超美少女。
可愛い、確かに可愛い………が!!!!!!!!
俺はまきちゃん一筋なのだ!!!!!!
「ん、まぁな」
「そうなんだっ じゃぁ私もサボろうかな♪」
……………………はい?
イヤイヤイヤ、「サボろうかな♪」じゃねぇよ?
何言ってんのかなこの人!?
「え、な、なんで?」
「うーん…世中君と話したいから?」
何で疑問系?
イヤ、ちょっと嬉しいですけどね?
「でもさ?俺と話してても、つまんないよ?」
「そうかな?世中君女子の中でも人気あるんだよ?」
…………………はぁぁあ!?
「え、ちょっと待って何それ!?」
「あれ?知らなかったの?無口でクールな世中君ってみんな言ってるよ?」
な、何だそりゃ……
まぁ、あんまり友達と話したりはしないけど…
え?何でかって?そりゃぁまきちゃんとの妄想してるからに決まってんだろ?((どや顔
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