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全員が地下室が崩れるかも知れない恐怖に黙っていた。
やがて、振動が鎮まった。
フリオ「どうする?
ユウ「とりあえず、外に出ないと始まらない。
ユウ達はハシゴに向かった。 入り口は崩れてしまったが、幸いハシゴは無事なようだ。
ユウ「とりあえず、俺とフリオが外の様子を見てくる。 みんなは奥に待機してろ。
ユウはハシゴが壊れないか確かめながら慎重に登った。
外に出て辺りを見たが誰もいない。 ユウは心配になり城をみた。
跡形も無いほどに崩れ、破壊されていた…
おそらく町も全滅だろう…
ユウは泣いた…
もう何も無いのだ。 少しの間の出来事に、敵に、ユウは全てを持って行かれた…
フリオも涙を流していた。
ユウとフリオはしばらくそこに立っていた。
そして、やがて地下室の仲間の所へと戻った。 みんな泣いた。
しばらくの間、皆、会話することも出来なかった。
何もかも終わりなのだ。
…………………
ユウの頭の中にある文章が浮かんだ…
天空城に辿り着いた者は願いを叶える事ができる……。
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