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ふと気付けば真っ白な空間
寝ている事から地面、もしくは床があるのはわかったが、それ以外はわからない
壁はあるか、天井はあるか、壁や天井までの距離はどれくらいか
全くわからない、真っ白な空間
「…」
一瞬、寝ようかと考えたが、こんな所じゃ寝れる訳もない
仕方なく起きて、現状を整理する
(戦った→勝った→死んだ→今ここ)
「死んだはずだよな。…まぁ極度の疲労って言うのも無いことも無いが…」
それにしたら疲労感、身体の消耗が無さ過ぎる
無いとも言える
「ま、王道テンプレで言えば」
「死後の世界だよ」
「ですよねー」
乗るだけ乗って
「ところで、どちら様?」
殺気を飛ばす
「僕は神様。と言えばいいのかな?」
気配も何もなく現れたソイツは飄々とそう言った
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