54人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
鬼「連れて来ました!」
鬼灯「下がっていいですよ」
鬼「はい!失礼します。」
鬼灯「それでなんのようですか」
姫「いや、罪がある人間だから来たんですけど」
鬼灯「なにをしたんですか」
姫「人を殺しました」
鬼灯「そうですか…ですが、そんなの記録にありませんね。」
姫「まぁ、当たり前ですよね。」
鬼灯「何故そんな事を」
姫「だって私、人を殺してませんもん。」
鬼灯「では、何故嘘をついたんですか」
姫「あの、ここで働かせてください」
鬼灯「なにを言ってるんですか貴方は」
姫「昔から私妖精?みたいのがついて来てるって知ってましたよ」
姫が言っている妖精というのは人間1人につき2人で担当し、男神『同名』は善行を、女神『同生』は悪行を記録する倶生神(ぐしょうじん)の事
鬼灯「それは、珍しいですね」
閻魔「いや、普通は見えないよ!鬼灯君そこ、つっこもうよ!」
鬼灯「だからなんなんです。」
閻魔「あっ、君の名前は何?」
姫「あっ!すいません。私の名前は、桜鬼 姫です。」
鬼灯「貴方は、人をたぶらかしたので焦熱地獄ですね。」
姫「働かせてください!一応ツノもあるんです」
確かに髪で隠れていたが確かに鬼灯のツノぐらいはあった。
閻魔「なんで君にそれがついてるの?!」
最初のコメントを投稿しよう!