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「学園出て右の建物…あれか?」
「あぁそうだ…結構でかいだろ?」
すごく…大きいです…
いや、だって屋敷と思うくらいなんだもん
「うわぁ…大きい…」
「お屋敷みたい~」
「だろ?見た目どうり、中も広くて、新入生とかは結構迷ったりするらしいぜ」
「ふむ、なるぽ。とりあえず部屋を聞くか」
そう言って寮に入る
うん、普通にお屋敷だね
「広い…」
「ほんとにお屋敷じゃないの?」
「おや?あんたが谷森峠哉かい?」
入り口で呆然としてると寮長らしき人が話しかけてきた
「ん?レンも一緒なのか」
「俺が居ちゃ悪いか?」
「いや、あんたあんまり人とつるまないじゃないか、と、そんなことより谷森の部屋だけど、506だね、これカギね」
「おっ、506ってことは、俺の隣だな。ちなみに俺は505だぜ」
「この部屋ってどこだ?」
「そこにある魔方陣に乗って部屋の番号を思い浮かべればその部屋の前に行けるよ」
「そうか。サンキュー。んじゃ行くか」
「「はーい」」
「じゃあ、俺も帰るか。隣何だし、何かあったら聞きに来ていいぞ~」
「ほーい、んじゃ」
そう言うと、魔方陣を起動させた…
「おー、ほんとに部屋の前にきた」
とりあえず部屋に入る
「一通りの家具はあるみたいだな…」
生活する分には問題なさそうだ
「ところでお前たちはどうする?」
「ライチはマスターと一緒に居たいの~♪」
「私のお兄ちゃんと居たいの~」
「んじゃ二人でベッドを使え。俺は床で寝る」
「一緒に寝ないの?」
「バカ言え。流石に三人は無理だ」
「ライチ、私も無理だと思う…」
「しょうがないか~」
とりあえず寝たい…
「俺は寝る。二人は好きにやっててくれ。質問は受け付けん。じゃ、お休み」
コテン
「あっ、お兄ちゃん…」
「マスター」
何か聞こえるがとりあえず無視だ…
今日はいろんなことがあった…
神がいきなり現れ、訳もわからず異世界に連れてこられ、変な生き物と闘い、学園に編入。そこでソロモンとライチを召喚して。それから…
そこで意識がなくなった…
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