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「よし、さっそく説明しろ、今すぐしろ」
「分かったわかった」
そう言うと、神は少しずつ説明を始めた
まず、この世界の名はユグシル、この世界には、俺のいた世界(地球)とちがい、科学ではなく、魔法が発達した世界だという。
そして先程の魔物、この世界の魔力により、構成された生き物…ちなみに造ったのは目の前にいる神だ。
そして峠哉が連れてこられた理由、
「今ね、この世界の僕と反対の存在、魔神がとの世界を壊そうとしているんだ」
「だったら同じ神同士、お前が何とかすればいいじゃん」
「いや、僕はこの世界の神だからね、間接的に色々するのは出来るけど、自分自身で直接手出しは出来ないんだ。そこで君だよ、峠哉くん」
「なんで俺が出てくるんだ?ほかのやつでもいいだろ?」
「いや、駄目だ。神力(神の力)に耐えられるのは君だけなんだ。ほかのひとが使おうとすると、体が耐えきれず、最悪死にいたる可能性もあるんだ」
「なんで俺は神力が使えるんだ?」
「それは僕にも分からない」
「ふ~ん、神でも分からないことがあるんだな」
「そりゃそうだよ、人は神が全知全能なんて言うけど、人が思ってるほど神は万能じゃないんだ」
「まっ、暇だったし別にいいぜ。とりあえず色々やって魔神を殺れってことだろ?」
「まぁ、そうだね。とりあえず学園にでも行って魔法を知ってみたら?」
「学園か…めんどくせぇけどいくか」
「じゃあ学園の前まで送るよ、手配はしておくから」
「おう」
こうして谷森峠哉の異世界生活が始まった
しかし面倒だな~
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