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♪~~♪♪~♪
さっきの電話を切ってから、数分後また鳴った。
「もしもし?」
「ハァハァ……私メリーさ…ハァッ!!まだ、遠くにいる!!」
ブチっ。
走って来てんのかなメリーさん。
何だろ…何かツッコミ所満載すぎて、全然怖くないんだけど。
♪~♪~♪♪
三回目の着信の時には慣れていた。
「私…メリーさん。も…もう無理…疲れた。」
「いや、瞬間移動とかお化けなら出来んじゃないの?」
「そっか!……ありがと。」
ブチっ。
何で、気づかないんだろ。
と言うか、何で俺は手助けしてんだろ。
♪~~♪♪
「私…メリーさん。貴方の家にいるの。」
「ゴメン。まだ家じゃないわ。」
「何で…家に居ないの?何してるの?」
「今から買い物して帰るんだよ。帰るのに二十分くらい掛かるな」
「…じゃあ、待ってる。」
ブチっ。
え?待ってるって俺の家で?
何このメリーさん。
俺普通に電話してただけど、メリーさんってこんなだっけ?
とりあえず、早く買い物済ませて家に行くか。
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