一章 幸せメリー

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ーーーーーーーーーーー ーーーー 「私の名前はメリー。貴方の名前は?」 「俺の名前は、進藤剛(しんどうたける)」 紹介が遅くなったが、俺は、バイトをしながら一人暮らしをしてる大学二年生。 勿論、金なんてそんなに無いので家はボロアパート。 今時珍しいボロボロの木で作られた家に住んでいる。 「そんで、メリー。ちゃんと詳しく説明してくれないか?何でお前が来たのか。」 「私は、座敷童みたいなもの…人を幸せにする為に生まれて来た。」 「俺は今のままが幸せだ。それに頼んだ覚えはないが。」 「まぁまぁ。そんな硬い事言わないで…」 「それ俺が言う言葉!!」 「とりあえず、いつか話す時が来たらちゃんと話す…以上。」 「マジで住むのか…」 それだけ言うと、メリーは俺の布団に入って寝た。
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