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「人聞き悪いなお前。」
「だってその通りでしょ？
でも…まぁいいわ
私の倍は稼いでるんだから今日は１番高いの食べてやろ～」
にやっと笑う美加に好きにしろなんて言葉を落とした後チラッと朝比奈の方に視線を向けると
入口から焦った様に走ってくる男が見えた…
朝比奈の前に立つ男を見てあれが彼氏かなんて思ってたら美加が驚いた様な声を出す…
「あれ…海本くんじゃない？」
「知り合いか？」
「え…？あ、うん。
だって彼うちの課にいるから
海本久志って知らない？」
「……？
あ～海本久志か。
評価表見て名前は知ってる
彼氏ってアイツか…」
「……？」
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