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杉浦さんから受け取ったアイスを口にした瞬間 私は目を見開く。
『ちょ、これハーゲンダッツ!?
どうして杉浦さんだけハーゲンダッツなんですか?
私のはお手軽美味しいスー○ーカップなのに…』
上品なチョコレートの味が口いっぱいに広がるのを感じつつ杉浦さんを睨む。
「そんなの決まってるだろ
仕事サボった奴にはそれで十分。」
イタいとこを突かれ一瞬怯むもボソリと呟く…
『杉浦さんだってサボってるじゃん…』
「サボってない。
今だってちゃんと仕事してる」
『嘘ばっかり。アイス食べてるだけじゃないですか?』
意味が分からないと首を捻った瞬間、誰かが私達の前に立った為 視界が暗くなり私と杉浦さんは顔を上げその人を見上げた。
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