キス~3~

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杉浦さんから受け取ったアイスを口にした瞬間 私は目を見開く。 『ちょ、これハーゲンダッツ!? どうして杉浦さんだけハーゲンダッツなんですか? 私のはお手軽美味しいスー○ーカップなのに…』 上品なチョコレートの味が口いっぱいに広がるのを感じつつ杉浦さんを睨む。 「そんなの決まってるだろ 仕事サボった奴にはそれで十分。」 イタいとこを突かれ一瞬怯むもボソリと呟く… 『杉浦さんだってサボってるじゃん…』 「サボってない。 今だってちゃんと仕事してる」 『嘘ばっかり。アイス食べてるだけじゃないですか?』 意味が分からないと首を捻った瞬間、誰かが私達の前に立った為 視界が暗くなり私と杉浦さんは顔を上げその人を見上げた。   
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