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杉浦さんの家に向かう途中コンビニへ寄り少量のお酒とウーロン茶それとお摘みを買った。
杉浦さんの家は前と変わらず整然としていて私は促されるままリビングのソファーへと座り体を沈める…
ふんわりと背中を包むソファーは前の時に思った同様、安眠出来そうなぐらいリラックス出来た…
ふぅ～なんて息を吐くと目の前にお酒の缶が置かれ手に取る…
『ありがとうございます…
杉浦さんはウーロン茶ですか？』
「ああ…」
そうだ。お酒は苦手なんだっけ…
杉浦さんが開けてくれた缶を手に持ち、乾杯なんてする気分じゃなかったけど とりあえず杉浦さんのウーロン茶の缶を軽く当たる程度に合わせた。
ゴクゴクと勢いをつけ飲み出すと横に座る杉浦さんが少し目を細めたのが見える、
きっとまた前の時の様に酔い潰れるぞ。なんて思ってるのかな？
そうかも知れないと自分でも案じながらも今は飲まずにはいられない…
そのままグイっとあと少し残っているお酒を喉の奥へと流し込んだ…
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