キス~4~

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家に着きインターフォンを鳴らすとラフな格好の千夏が顔を出した。 『ごめんっ 遅くなっちゃって』 「あ~いいって いいって、家の方がユックリ出来るし」 千夏に促され中へ入ると、料理をしてたのか良い香りがし鞄を置きながら声を掛ける。 『何か作ってた?』 「うん… 菜緒が電話で相談したい事があるって言ってたでしょ? だから飲みながら話そうかと思ってお鍋作ったの。 菜緒カキ食べれたっけ?」 『うん、食べれる食べれる』 料理上手な千夏の事だから きっとカキ鍋も絶品だよ… 少しワクワクしながら千夏の向かえに腰を落ち着けた。   
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