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ゆったりとしたソファーに体を沈め珈琲を一口啜る…
そんな私を何故か杉浦さんがジーッと見つめてくる…
……?
「落ち着いた所で聞きたい事がある…」
そう言った後、杉浦さんは珈琲をテーブルに置く、それを見て私も同じように珈琲をテーブルへと置き体をそっちへ向けた…
「昨日の事何処まで覚えてる?」
『……へ? 昨日の事ですか…?
えーっと、昨日は千夏と話して…その後 杉浦さんに鍵返して貰って、そのまま私が飲みに誘って杉浦さんの家に来て…
その後…その……悪酔いして泣いて叫んで暴れてしまいました…すみません』
言葉に出すと惨めさが増し…何度思い起こしても、なんとも子供染みた事したんだという思いが溢れる…
「…その先は?」
『……先っ!?』
杉浦さんがどの部分の事をさしているんだか分かり顔の熱が一気に上昇する…
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