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夜が明けたのか薄っすらと心地良い光が閉められたカーテンの隙間を縫って俺達が寝ているベッドを照らす…
俯けに寝ている朝比奈の露わになってるまだしっとりと汗を含むその肌にキスを落とした…
『……ッ!』
「朝比奈…?」
俺の行動に何故かビクリと体を飛び上がらせた後 枕をぎゅっと抱きしめ朝比奈は首を横に振る…
『あの…ご、ごめんなさい…っ
変な態度取ってしまって、だけどあの…
恥ずかしくてっ』
「は?」
朝比奈の思ってもみなかった言葉に思わず変な声が口から突いて出た…
体を合わせるのはこれが初めてって訳でもないのに、何を今さら言い出すのかと 俺は朝比奈の手を取り枕から引き剥がした…
まあ照れてる顔が見たいってのが1番の理由だけど。
「朝比奈…枕に抱きつくの止めて、ちょっとこっち向いて」
『ひゃあっ』
無理矢理 枕を奪えば前を隠していたものがなくなり朝比奈は素っ頓狂な声を上げそのまま今度は布団の中へ潜り込んでいく…
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