キス~10~-2

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私も、ちゃんとしなきゃ… 甘えてばかりいる自分の心に叱咤し、気合を入れる。 忠長さんには、今日中にハッキリ断ろう… それと、何がなんでも仕事早めに片付けて 夜は杉浦さんと過ごす…。 無理かも知れないけど、私なんかよりよっぽど忙しい杉浦さんが諦めず頑張ってるんだから、私だって… そのままガバっと勢いよく立ち上がった私は、近くにいる堀川さんに、ちょっと出てきます。と言葉を残し会議室を後にした… そのまま、エレベーターに乗り込み 向かった先は美加先輩の部署… ガチャと小さく音を立てフロアのドアを開けると、会議室とは違い 人の話し声やキーボードを叩く音、それにコピー機の音なんかがひしめき合っている その中を進み一番奥の壁際にいる美加先輩に声を掛けた…
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