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その大声に心底ビックリした私は、目を見開きしばたたかせる…
「それにな!!
その日から…自信が無くなりそうになったり息詰まったりすると お前の…
その…あの笑顔思い出してやる気だしてんだよ!
悪いかっ!!」
『……。』
耳まで真っ赤になった忠長さんは突然しゃがみ込み腕で顔を押さえている…
「くそっ
この間は上手く告白出来たのに…
今はなんなんだよ このざまは。」
ブツブツと何かを呟く忠長さんに合わせて私もしゃがむと、突然腕を掴まれた…
「俺にはお前が必要だ!
必ず幸せにする……俺を選べ菜緒!!」
そのまま 掴まれている腕がグッと引かれ、しゃがみ込んで爪先立ちしていた私はバランスを崩し 忠長さんの方へ倒れこみそうになるけど、突如 後ろから誰かの腕が伸びてきて私を掴み、物凄い力で後ろへ引き戻された…
『……っ!!』
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