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抱きつく彼から体を離しキスを求めてそっと肩に手を置くと杉浦さんも顔を寄せてくれた…
向かい合った状態で唇を寄せると体の体温が一気に上昇する…
何度も何度も角度を変え重なる唇から、堪えきれず吐息が漏れるとより一層グッと力を入れ掻き抱かれた…
「足…痛むか？」
少しだけ唇を離した彼がそう呟くのを聞いて、私は目一杯首を横に振った…
本当はまだ痛む時があるけれど、今は言いたくない…
そんな痛みも今からその全てが甘い刺激に変わると知っているから…
だから何も言わずただ首を横に振りもう一度 唇を重ねた。
今度は離れる事が出来ないくらいに、激しく何度も。
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