0人が本棚に入れています
本棚に追加
静かな廃工場で二つの族が喧嘩を始めようとした。
それを見守る影が一つ、屋根の上に立っていた。そいつが呟く
???「また、始まる。どんな戦いをするのかな?」
呟いた小さな声は風の音により掻き消されてしまう。
???「暇つぶしになればいいんだけど」クスッ
儚く笑う影は誰もが見惚れる位に美しかった
少し勢いを付けて屋根から飛び降り、その影は大きな音がすることもなく小さな音がした
タンっ!
そのまま廃工場へ進んでいく。
それが、新たな喧嘩の始まりだった。
最初のコメントを投稿しよう!