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「いったい誰がこんな……」
アスミが声を詰まらせる。
「分からない。だが、どうやら彼女は何度も何度も連続で倒され続けたようだね」
博士が、悲痛そうに呟いた。
美鈴は、何度もバトルを挑まれ、負けるたびに新しい服を着せられ、限界までクロスジュエルを絞りつくされたらしい。
何度も痛みと敗北を味わい、美鈴の精神は限界を迎えてしまったのだ。
許せない。
美鈴をこんな目に遭わせたやつを、絶対に許してはおけない。
俺はグッと拳を握りしめた。
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