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「…ぎ、ん……」
「………」
倒れた聖園から多量の出血をするのを見つつ、彼女を抱き上げ銀。
「わた…し…死ぬ、のかな?」
「‥そう言っただろうが」
「そう…だった、ね…?」
体温が低くなるのが判る聖園は、口からも出血をして、涙を流した。
「何で…かな?もう少し、さ…生きたいって…思っちゃっ…た…よ…」
「──‥××××」
ガクッと首が落ちる聖園は、銀が何か言うのを聞き取れないまま、目を閉ざした。
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