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「じゃ、じゃあ・・・おやすみなさい」
「おぅ」
私は黒澤くんの叔母さんの部屋へ。
さっきから携帯にはメールがどんどんたまっていく。
りっちゃんからだ。
とりあえず・・・
買い物に行く途中で体調を崩したから友人の家にお世話になる事にしたとメールをした。
明日、憂鬱だなぁ。
佐倉くんとりっちゃんが一緒にいるの、見たくない。
何だか落ち着かない・・・
悶々としている内に1時間経った。
黒澤くん、寝ちゃったかな。
私は廊下に出る。
黒澤くんの部屋のドアは開けっ放しで、中から明かりが漏れていた。
「黒澤くん」
「何だ、まだ起きてたのか」
私が声をかけると、黒澤くんはベッドから起き上がり、読んでいた本を閉じた。
「何だか眠れなくて。黒澤くんもまだ起きてたんだ?」
「ああ。俺も眠れなくてな」
「そっか」
「何かテレビでも観るか」
「う、うん!」
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