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ユウヤ-『蘭昨日大丈夫だったんか???』
ユウヤが心配そうに聞く
蘭-『余裕(笑)』
蘭は笑って言った
のぶ君-『急に泣くからビックリしたよ』
蘭-『ハハハ(笑)ごめんね』
他愛もない話...
笑い声
楽しくて
嬉しくて
でも。。
――ポタッ――
ユウヤ-『蘭!お前また』
のぶ君-『大丈夫?』
蘭-『ハハハ...最近泣いてないから涙がとまんないや...(笑)』
蘭はまた涙を流した
顔を手で覆って笑って見せた
蘭-『ごめんね...とまんない…』
蘭はそう言って溢れる涙を何度も何度も手で拭った
ユウヤ-『お前なんか辛い事トカあんじゃねーの???』
蘭-『違うんだよ...嬉しいの...悲しくて泣いてんじゃないの…』
蘭は気付いた
のぶ君のそばにいて
のぶ君の笑顔が
のぶ君の声が
のぶ君の優しさが
のぶ君の存在が
こんなに近くにある…
当たり前の事
当たり前じゃない
こんな事に幸せを感じる蘭は 本当に心の奥底から のぶ君を愛してる
それがわかった
何故か幸せな涙
何故か優しい涙
愛が溢れてとまらない
のぶ君-『俺.お前の笑顔好きだよ...笑っとると嬉しい』
のぶ君のぎこちない言葉
蘭-『うん..(笑)』
蘭は涙いっぱい溜めて笑った
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