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蘭はのぶ君の困った顔を見て それ以上 何も言えないでいた。。。
皆が戻ってきた
和-『気持ち伝えたか???』
和が小さな声で聞いた
蘭-『うん...なんかやっぱり気まずいかも』
蘭が悲しく言った
義明-『で、返事もらったの?!』
蘭-『もらってない...』
蘭がそう言うと義明がのぶ君を連れて公園の端へと向かった
しばらくして のぶ君を残したまま義明が蘭の方へ走ってきた
義明-『のぶもお前の事が好きだってさ...』
義明の言葉に耳を疑った
蘭-『えっ?』
ニム-『良かったじゃん!!!』
蘭-『嘘でしょ???』
義明-『嘘ついてもしゃーないじゃん!!(笑)ほら!一緒に行こう』
義明は笑顔で言った
蘭は半信半疑で義明とのぶ君の元へ向かった
義明-『のぶ...お前こいつの事好きなんだよな?』
のぶ君-『…うん』
義明-『本当に好きなんだよな?!』
義明が念をおす
のぶ君-『す..好きだよ』
―ドキッ―
胸がギューっと痛くなった
好きなんて言葉
聞き慣れてるのに
初めてこんなに胸が痛くなった
好きな人に好きだと言われる事ってこんなにも嬉しくて こんなにも 痛いんだ。。。 愛が溢れて…大好きが止まらないよ
蘭-『ほんと?』
蘭が不思議そうに聞く
のぶ君-『ほんと』
義明-『じゃあ お前ら付き合うんだな』
義明が嬉しそうに言った
のぶ君-『いや...付き合うのは…ちょっと』
のぶ君は困った顔で蘭をみた
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