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嶺-『そんな汚れた蘭でも本当に好き?』
のぶ君-『…………』
のぶ君は何も言わずに蘭を見た
蘭-『ヒドイよ!!!嶺.最低』
蘭が叫ぶ
嶺-『本当の事でしょ???』
蘭-『本当の事でも言う必要ないじゃん!!!なんでそんな事言うの?そんなにイヤ?そんなに悔しい???蘭を見下していつも自分だけスポットライトあたってたい?蘭は...幸せになっちゃダメなの?』
蘭は目に涙をいっぱい溜めて叫んだ
のぶ君-『...本当だったんだな..』
のぶ君が小さく言った
のぶ君-『前にお前が犯されたって聞いた事あったけど...本当だったんだ!?』
蘭-『....本当だよ!もう嫌いだよね。。。こんな蘭!別れる?ごめんね…こんな蘭で』
蘭は涙を流しながら精一杯の笑顔を作った
のぶ君-『別れんよ!!!そんなん関係ないじゃん!!!ビックリしたけど別れるとかは思わんから』
のぶ君は強く言った
嶺-『....』
嶺は何も言わずタバコに火をつけた
蘭-『いいの???ムリしてない?』
のぶ君-『してない!!!お前がどんなんでも過去なんか関係ないし...ほら!泣くな』
のぶ君が笑う
蘭-『..ありがと…ウェ~ン(/_;)』
蘭は子供のように声をあげて泣いた
小さい頃から声を殺して泣いてきた蘭...
この日だけは声を殺す事が出来ずに 泣いた
のぶ君は隣でただ.ただ無言で蘭の背中をさすっていてくれた
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