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「そ、それって勘違いとかじゃなくて?」
「ああ、間違いなく10年前に交わした」
「幼稚園時代じゃねえかよっ」
はい、突っ込みました。
耐えられませんでした…彼女が眉間にシワを寄せた。
「だが約束は約束だろう…父上は約束を無碍にする人間にまともな奴はいないと言っていたぞ?」
まあ社会に出たら約束も守れない奴はやっていけないだろうな。
いやしかし幼稚園時代だぞ…覚えてないぞ、俺自身。
「仮に俺がそんな約束をしたとしてもそんなのは……あ」
「はっ……やはり君が由夜ではないかあああああ」
白いパンツが一瞬見えたのを最後に視界が暗くなるのを感じた。
この日を最後に俺の生活が一変するなんて知らずに…。
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