~第二章早速始めようか~

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下着と服とを携えいざ風呂場に…。 「由夜は風呂が好きなのか?」 「ああ、日本人だからね…熱いお湯の張った浴槽に浸かる…そして頭の上にタオル乗せて……だからなぜ居る」 膝を折ってうなだれるほどに俺の気付かないスキルは酷かった。 たまに寝ぼけて静恵さんのベットで寝てたりとかよくある。 「風呂に入るのだろう…一緒に入ろう」 「俺は男で沙羅は女…だから無理でしょ」 混浴とか実際たまにあるけどここにそんなシステムはない。 ましてや俺に知り合ってまもない女の子と一緒に風呂に入っても大丈夫だよ、とかいう甲斐性はない。 「なんだ、だめなのか?」 「いや当たり前でしょ…現実的に考えて」 「そうか…」 そう言い残して暗い表情になってからこの場を去った。 だから俺が悪いの今のも…いや混浴とか無理でしょ…それに俺は1人静かに浸かるのがいいんだよ。 なんだか気持ちが萎えたのですぐにあがったという……くそっ新記録だぞ48分なんて。
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