~第二章早速始めようか~

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「はあ~…なにやってんだよ俺は」 思い出した…まだ微かだが……俺がまだ幼稚園生で愛嬌を振りまいてた時代。 その頃はまだ親と共に暮らし今居る聖愁市とは全く違う場所に居た。 うろ覚えだが地域的に発達した聖愁市とは違い田舎も田舎だった。母から聴いた話によればその幼稚園に転入生として霞沙羅(カスミサラ)がきたらしい。 それでなんか仲良くなって将来を誓い合って引っ越して疎遠になったらしい。まだうろ覚えもいいところだ。 それで今きたのも親同士で話は通しているらしく正式なものらしい…静恵さんだってさっき聴いて驚いたと言っていた。 全くいい加減な親だ…だからと言って彼女を追い返すわけにもいかない。 転入手続きは終えたのと静恵さんと一緒に暮らすのが確定らしい。 それはつまり同居…いや静恵さんがいるからあれだけど…。 そんなわけで今は手当たり次第に聖愁市を走り回って彼女を探している。
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