~第四章流れ的にテスト勉強とか~

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「起きろ由夜」 「んん」 沙羅の声がする。しかし体はまだ眠いと訴えている。 今日は休みだし昨日は遅くまで勉強してたから…。 「まあいいか…寝てる由夜ならなにをしても…」 「起きてますから」 なんだか声を発したが、出が悪い…それになんだかお腹辺りに重みを感じる。運動不足か…体が重い。 「起きたか…おはよう由夜」 「おはよう…ってなにこの熱烈な歓迎は」 目を開け沙羅を確認して鼻では沙羅の良い香りを蓄え体では沙羅の柔らかい肌で癒され…。 「まだ時間は早いが後二日しかないからな…今日も勉強を頑張ろうな?」 「こ、こちらこそよろしくお願いします」 あんな笑顔で言われたらなにも言い返せないじゃないか。
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