~第四章流れ的にテスト勉強とか~

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顔洗ったり朝飯食べたりして早速レッスンスタート。 「ふむ、案外国語と歴史は大丈夫そうだな」 「うん。文系はわりといけそう」 とりあえずやっとけと渡されたプリント…明らか手書きだし。 「国語と歴史はそれをやっておけば問題ないはずだ…数学、化学、英語は私が明日じっくり教えるとして…どうかしたか由夜?」 「いや…べつに」 実に読みやすいし問題も絞ってある。しかも手書きだぞ…パソコンなら早いのに。 それにいつ作ってくれたんだ。 「大丈夫か?」 沙羅が俺に顔を近付けた。沙羅はいつもと同じく美しいが少しクマが出来ている。そうか俺なんかのために夜中に起きて作ってくれたのか。 なんだか胸が熱くなる。 「沙羅、なんか俺にしてほしいことある?」 「結婚とか子作りか?」 「それは無理…なんか他に」 「ふむ……なら君とデートしたいな」 デートか…まあいいだろう、それぐらいなら。 「よしわかった…テスト終わったらテスト休み中にするよデート」 「そうか…ふふふ、君とデートか。なんだか嬉しさのあまり君になにかしたいんだが…」
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