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「んん…ふ~む、夢か」
「仮にそういうことになったとしても俺はノーマルなプレイで挑みます…つうか解放しようぜ、俺を」
沙羅はまだ寝ぼけてるようで曖昧に返事をするとまたもレベルアップした締め付けを発動された。
「いやか?」
「少し痛いだけ」
ベストな解答をできたのか、締め付けが和らぎ代わりに沙羅の柔肌の感触がアップ。
「これでどうだ?」
「これはこれであれだけど……その、ありがとう。わざわざ俺のために遅くまで起きててくれたんだろ?」
「ああ、気にするな…私が勝手にしたことだ。しかしこんな距離で礼など言われてしまうとなんだか切ないぞ、由夜」
そういいながら俺の頬を撫でてきた。マズイ、この展開は。
「沙、沙羅…早く勉強しよう…ほ、ほら案外俺って忘れっぽいから何度も復習しなくちゃならねえし」
「全く、この場面なら君から積極的にキスとか押し倒したりしなきゃだめじゃないか」
ダメだしされちゃったけど沙羅は機嫌がいいのか、終始笑顔だった。
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