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僕が魔方陣に飛ばされてやって来たのは人気の少なそうな森のなかだった。
「では早速魔法の練習だー!」
勢いが大事だよ。僕は魔法というのを使いたくて憧れてたんだ。イメージするという点に置いてだけはここの世界の人間にだって負ける気はしない。
体がいつもより軽い。これはきっと身体強化のおかげだね。よし、次は魔力だ、体を循環してると思われる魔力をイメージするんだ。
よりイメージしやすいように僕は手を心臓に当てて胸の鼓動に合わせてイメージを進めた。
しかし、中々うまくいかない。理由はきっとワクワクが止まらなくて興奮しているせいだ。胸の鼓動が早い。
「ふぅ……ふっ……っ……」
少しずつ落ち着かせて胸の鼓動に合わせて魔力を感じる。
うん、なんとなく分かった。魔力を感じるってのはこのくらいにして、念願のぉぉぉぉぉぉ!
「魔法だぁぁぁぁぁぁ!」
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