死んだはずじゃあ

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僕が目を開けると不思議な感覚に驚いた。不思議なことに何処も痛くないし体に傷がひとつもない。 「どうして?」 『それには私が答えよう』 頭に直接届くような声に驚くと、心を読まれたかのように軽く笑われた。 『ここは天界。そして私はあなたがこれから転生する世界の神様。ここまではお分かり頂けましたか?』 突然すぎてまだ迷う。聞きたいことがあるんだ。どうして死んだのに突然、転生させてくれるのか?僕が前にいた地球ではどうなっているのか?それから……。 『分かりました。その質問にはこれからお答えいたしましょう。ちなみにお気づきかと思いますが、私にはあなたの心の声が聞こえています』 やっぱり……。
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