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「うわ~……!」
「こ、これは……!」
目の前には豪邸のような旅館があった。
「まあ、本当は私の両親の友人がここの女将でな。予約も満席じゃないから無料で泊めてくれる事になった」
無料って………。后ノ宮ってすげぇな。
中に入ると玄関で女将が出迎えてくれた。
「いらっしゃい葵ちゃん。あとご友人方達も、今夜はゆっくりして行って下さい」
「ほ、ホントに無料で泊めて貰っても良いんですか?」
「葵ちゃんの頼みなら、ねぇ?。しかも彼ーー」
「ンンッ!!。女将さん、皆を部屋に案内して下さい」
「あら話がつい長くなっちゃって。ささ、皆さん部屋に案内しますよ」
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