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「ふう………」
一口飲んでため息を吐いた。理由は分からない。
とにかく何か引っ掛かるんだよ。気持ちが晴れないというか。カウンセリングでも受けようか。
そう思いながらまた一口飲む。するとパタパタとスリッパの音が聞こえた。
「凛…!」
「光くんも寝れないんだ。一緒だね♪」
凛はそう言いながらジュースを買い、座っている長椅子の俺の隣に座る。
「どう?。楽しかった?」
「まあな。楽し過ぎて疲れたよ」
「……私ね。こういうの初めてだよ。光くん以外と居て楽しいって思ったのは」
「そうか………」
「昔は、光くんとしか話さないし、私以外の女は要らないって思ってた」
今思えばとても怖かったけどな。
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