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光が部屋に行くと、一息吐く。
｢じゃあ本題に入るわよ。どうなの光は？｣
｢そ、それは……｣
｢私はその………｣
｢……皆同じって訳ね。凛ちゃんと紫帆ちゃんは分かるわ。だけど葵ちゃんと未夢ちゃんの出会いが聞きたいわね♪｣
｢………私の出会いは。あるストーカーから守ってくれた事です｣
｢ふ～ん。それで？｣
｢まず光を見つけたのは、校門前で服装違反。それでこの生徒が適役だろうと思いました｣
｢最初は、偽の恋人役を演じ、ストーカーが諦めればそれで言いと思いました。ですが、日々私を送っている内に、私自身、気持ちも変わり、もしこのストーカー事件が終われば、もう会うことは無いって思うと、寂しい感じがしました｣
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