~第9話~『母親の休日』

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「それからストーカーを見つけ、何を言うのかと思えば、ストーカーが私に告白してきました」 「で、どうしたの?」 「もちろん断りました。ストーカーですから、何をするかと思えばすんなり諦め、去っていきました。その時私は既に彼の事を……」 「……分かったわ。そこまで聞けたら十分よ。じゃあ次は未夢ちゃんね」 「……わ、私は。最初に出会ったのは図書室です。期末テストで、私一人本を読んでいたら、そこに光くんが来ました」 「この人もすぐに帰るだろうと、少し席を外し、また様子を見ると、ちゃんと勉強していました」
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