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つ、着くの早くなっちゃった………。どうしよう……
私、神崎紫帆は一人駅でそう思った。
まあ、もうそろそろ私と同じ人が来るでしょ。うん絶対にーーー
「お、紫帆!」
「こ、光くん……!」
向こうから確かに光くんがやって来た。
「俺一人じゃなくて良かったよ。……そういえばお前浴衣か……」
「う、うん♪。どう似合ってる?」
「ああ。凄く似合ってるよ♪」
「そ、そう?。良かった♪」
笑顔で照れを隠す。もう光くんって素直な所が良いんだよな~。
それから私と光くんで、時間の6時ぐらいまで喋っていた。
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