~第10話~『夏の終わりと浴衣』

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「ねえ光くん……」 「どうした?」 「綺麗だね♪」 「……!。あ、ああそうだな………」 凛の笑顔がいつにも増して輝いて、そして可愛かった。 そして花火も終わり、人は帰り、屋台もほとんどが閉め、俺達も帰るとした。 「じゃあまたね♪」 「じゃあね光くん!」 「ではまた♪」 「おう、またな」 凛、紫帆、夏野は帰り、俺と后ノ宮の二人となった。 「今日は楽しかったな」 「ああ、良い思い出になったよ。ありがとう」 「別に構わねぇさ。お前が喜んでくれれば。それに皆も」
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