~第10話~『夏の終わりと浴衣』

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私の大馬鹿者が!! 私は一人心の中で叫んだ。 私とした事が、取り乱してしまった。なにが『すごく良い奴だと思っているぞ』だ!。私の腰抜けめ! 「………私の気持ちは、届いてくれるのだろうか」 柏崎や神崎、夏野というライバルもいるのに。これでは先を越されてしまう。 「いつか、お前は私のものにしてみせる。必ず」 私はそう誓い、次はちゃんと伝えよう。
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