~第11話~『二学期、またしても波乱』

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「で、私に何の用ですか?」 月枝 雫。言う通り服装が乱れ、首にはネックレスなどの規則では駄目な格好をしている。 「お前の服装についてだ。服装を注意されても直さないらしいじゃないか」 「別に良いじゃないですか。私の個人ですし」 「だからそれが駄目だって言ってるんだ」 「………まさか先輩、そう言っておいて私の体目的で迫って来たんじゃないですか?」 「なっ!?」 いきなり何を言い出すんだこいつは! 「変態ですね。変態風紀委員さん♪」 「……………」 何も言えぬまま、俺はまた風紀委員室に顔を出す。
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