~第15話~『最後の年』

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まあ、さすがにクラスは無理か…… 「なんで光くんと別なの!?」 クラス替えで、俺と后ノ宮と凛は同じクラス。紫帆と夏野は別のクラスになってしまった。 「だ、大丈夫です。私がいますから…!」 「未夢ちゃん……!」 「大丈夫だよ。昼休みとかには集まるんだ。な?」 「光くんがそう言うなら…」 皆はそれぞれのクラスに向かった。 「ちょっと待ちなさい」 「うっ……!」 凛が肩を掴む。 「あなた二年でしょう?。なんで三年のクラスまで付いてきているのよ」 「わ、私飛び級で三年になったんですよ?」 「そういう話なら私にも来るはずなのだがな…」 風紀委員長と生徒会長の前でその嘘は駄目だろ…… 「私も先輩と居たいです!」
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