~第15話~『最後の年』

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「危ない事するな!」 「ふふ、冗談ですよ。それにしても良いですね。二人ともお似合いのカップルです♪」 「し、雫ちゃんらしくない言葉…」 「俺もそう思った…」 「私に対して酷くないですか!?」 「でも月枝にも良い人は現れるよ。なあ?」 「そうね。光くん以下は確定だけど、雫ちゃんに合う人はきっといるよ」 「……そうですね。では、あんまり長居していると二人の邪魔ですし、私は帰ります。また明日学校で会いましょうね」 「ああ、またな月枝」 「では失礼します」 月枝を玄関まで見送り、ドアが完全に閉まるまでいた。
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