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「卒業おめでとうございます、光先輩!」
「ああ、ありがとう」
卒業式も終わり、すぐさま月枝が俺のとこに向かって来た。
「大学でも頑張って下さいね!」
「ああ……。ほれ」
「?。なんでハンカチ?」
「……もう我慢するなよ。目が潤んでるぞ?」
「これは……あ、雨です!」
「そうしておくよ…!?」
月枝はいきなり抱き着いて来た。
同時に月枝は泣いていた。
「絶対、絶対に会いに行きますから。覚えといて下さいね!」
「何時でも来い。待ってるから」
「えへへ……♪」
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