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白い無機質な部屋。 白いシーツに反射する黄みがかった顔は、酸素マスクで覆われていて。 その瞳はもう何も映さなくて・・・ その唇が動くことも無いけれど・・・ 無機質な部屋に、少し甲高い機械音が一定のリズムで鳴り響く。 「まだ、生きてるよ」 そう、訴えるように。 傍にいるのは・・・白衣姿の私だけ。 彼の望んだ最期の夜。
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