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朝
駅へ向かう主人公
あ~あ…
今日も、自慢話に付き合わないといけないのか…
そんな悩みを抱える主人公、高尾 桜16歳
友達の輪に入ってるものの、毎日の噂話に自慢話に嫌気がしてる今日このごろ
とくに昼休みや放課後の時間に差し掛かると憂鬱になる
「よっ!」肩を叩いてきた。名前は瀬崎 高明
おなじく16歳
「なんだよ朝っぱらから陰気くせ~なぁ…」
あんたが空元気しすぎなんだよと思いつつも
「低気圧なもので朝から、あんたみたいに皆元気じゃないのよ」
「ったく昔から、ひねくれてる所は変わらないよなぁ…お前の姉ちゃん見習えよ。」
見習う?外じゃ、そつなくこなせって言うの?お姉ちゃんの本性も見抜いてないで、よく言うよ…
桜の姉 高尾 弥生は誰もが憧れの眼差しを抱くような存在だ。
しかし、そんなストレスを家に持ち込む性格で普段は負けずぎらいの男勝りな性格ほとんど私と似たような性格…
似たもの同士と世間でゆうのたろう
「だまされてるよ。」とポツリ桜が言う
「はっ?何に?」
聞き取れずに聞き返す高明。
駅のホームのベルが鳴り言葉を、さえぎる。
電車が停車した。
いつも満員電車の時間帯、体が押し付けられて息をするのも苦しくなる…
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