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「ん~?でも隊長さんのカゲトはピンピンしてるよ?」
「……………………」
「た、隊長!?」
メンバーは、カゲトに気づくと一斉に姿勢を正して気を付けの体勢をとる。
それをカゲトは嫌そうな顔で返す。こういうきっちりとした上下関係に嫌気がさしているのだ。
「ごくろうさ~ん、適当に休んでて良いよ~☆って思ってると思うよ?」
「ハッ!わかりました。ただちに休ませていただきます!」
メンバーはソルダート流の敬礼(右拳を下に向けて突き刺し、左手をその右肘裏につける)をしたあと、足早に去っていった。
「バッイバ~イ☆」
笑顔で手を振るミラに、カゲトは呆れてため息をつく。
あのバカには無限のエネルギー資源でも詰まっているのか、っという冗談を呟いたあと、報告のために上階にある司令室へと足を運ぶ。
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