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眠い、昨日は綾と天沢が来てたから久々に遊んだからな。
いや久々というか毎日だ。
体育祭を終えて活発に遊び始めたからな…つうか暑いな、この季節は…六月中旬だしな。
「由ちゃん、早く食べないと遅刻するわよ?」
「そうですね、ふあーあ」
欠伸をした後、目の前の女性に促されパンを頬張った。
彼女は浅倉静恵、俺の面倒を見てくれている第二のママン的な人だ。
外見、内面共に最高級の神に愛された女性。
そのくせ夫を事故で亡くし巨乳な未亡人ってわけだ。
顔も綺麗で髪も長くスタイルもいい…昔告白したが撃沈した。
そんな俺は高坂由夜…両親が海外で暮らしているから今はここでお世話になっている感じだ。
容姿は普通、運動は常人より少しできる、勉強はイマイチの高校一年生の男の子だ。
彼女は居ない、だが何度か告白は受けた…けどどうにも俺とは合わない感じがした…まあ色々な理由から断っている。
無論外見で決めたりしない…大事なのは内面だ。
さて、時間も時間だ、ひとしきり朝飯を平らげると静恵さんの弁当を鞄に突っ込み挨拶をすると、家を出た。
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