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早紀さんが家から出て来ると外で待っていた俺は新たな衝撃を受けてしまう。
なんつうか、可愛い…美人で大人な女性なのに可愛い。
黒いタートルネックにスカート…ベルトは大きめのラメのちりばめられた物。
極めつけはニーソ、勿論しましまだ。
やばい、あの太ももにしゃぶりつきたい。
「さっ、行きましょうか?」
「は、はい」
突然腕を絡めてきた、どうやら歩いて行くらしい。
早紀さんの方が少しばかり身長が高い。
周りから見たらなんだか格好悪いんじゃないか、と考えてみた。
いやそんなことを考えないと腕に当たる早紀さんのポヨポヨに意識がいきっぱなしでおかしくなってしまう恐れがあったのだ。
「由夜くん、デートなのに仏頂面はないんじゃないの?」
「そ、そんなつもりはないです。ただ、早紀さんが綺麗だから…」
覗かせた表情は輝いていた。
こっちが素の早紀さんなんだ、たまに見せるのは性癖とかそんな事だけだ。
いやそれともただ独占欲が強いのか、それの方が愛されているという実感を得られるから悪いことではないが…。
「あんまりにもつまらなさそうなら昔翔にやった、由夜くんも見た゛アレ゛やるから…」
「アレは…アレだけはだめです。早紀さんが天沢にやるのを見たので俺は二日程学校休んだぐらいで…身内にやるだけでも凄まじいのに…」
「身内?なに由夜くんは私の家族じゃないの?」
目の映る早紀さんは笑っているのにゾクリ、と全身に鳥肌が立つぐらいの恐怖心が沸いた。
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