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早速実行。
綾が先に入ると、俺は何食わぬ顔で風呂に入った。
素晴らしいぐらいのスタイルの良さに呆気取られた。
ツインテールじゃないのはとても新鮮でこれはこれで可愛く魅了される。
「ゆ、ゆ……由夜?」
「俺もレベルアップしたんだ、いつまでも舐めてもらっては困るよ」
頭を洗おう、そう思いシャワーを頭にかけシャンプーを使おうと手を伸ばした…が、止まった。
「エマージェンシー、エマージェンシー、これより危険性が高いためフィフスフェイズに移行します」
「な、なんだと…ふんぎゅ」
拳が脳天に勢いよく落ちてきて全身が痛みに震えた。
逃げようにも体が動けない。
防御は腰に巻いたタオル一枚。
相手は暴走状態の綾…フェイズはフィフス…終わった。
「目標、高坂由夜、駆…」
「綾、愛してる」
「え、あ……私も愛してる」
まだ生きたいという俺の魂が紡ぎだした言葉は綾を止めた。
だがしかし綾を確認すると湯舟からあがったわけで…。
「エマージェンシー、エマージェンシー、これより危険性が高いためフィフスフェイズに移行します」
「ぐはっ……役得だった……か」
綾の拳が俺の顎を捉えると意識を持っていかれ…。
「がしゅん…あ、綾、脳天はやめろ、脳が揺れるんだ…ごぽっ」
「目標、高坂由夜、駆逐」
ハイリスクハイリターンの株式とかやめようと心に誓った。
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